愛犬の体質に合わせた食材選びの基本を学ぼう!
犬の薬膳を始める上でとても大切な基礎知識「五性(ごせい)」について、ご説明していきますね。
「五性って聞いたことがないけれど、難しそう…」と思われるかもしれませんが、実はとってもシンプルで実用的な考え方なんです。愛犬に合った食材を選ぶための、いわば「食材の性格診断表」のようなものと考えていただければ、きっと理解しやすいと思います。
五性とは?

五性とは、中医学において食材が持つ「体への温度的な影響」を5つのカテゴリーに分類したものです。つまり、その食材を食べたときに体を温めるのか、冷やすのか、それともどちらでもないのかを表しているのです。
これは実際の温度のことではありません。
例えば、冷蔵庫から出したばかりの食材でも「温」の性質を持つものもあれば、温かく調理したものでも「寒」の性質を持つものもあるのです。不思議ですが、これが中医学の面白いところなんですね。
五性の分類と特徴

特徴:体を最も強く温める性質
ただし、パワーが強いので、暑がりの愛犬や炎症性の皮膚疾患がある子、また夏場には注意が必要です。「元気になってほしいから」といって与えすぎると、逆に体調を崩してしまう可能性もあります。

特徴:体を穏やかに温める性質
食欲不振の愛犬、消化機能が弱い子、寒い季節の体調管理などに最適です。熱性ほど強くないので、比較的安心して与えることができます。

特徴:体を温めも冷やしもしない穏やかな性質
主食となる食材が多く含まれているのも特徴で、愛犬の基本的な栄養補給に最適です。体調を崩している時の回復食としても重宝します。

特徴:体を穏やかに冷やす性質
夏バテ防止、軽い皮膚トラブルのケア、興奮しやすい愛犬の心を落ち着かせたい時などに活用できます。寒性ほど強くないので、使いやすい食材が多いです。

特徴:体を最も強く冷やす性質
ただし、パワーが強いので、冷え性の愛犬や胃腸が弱い子、下痢をしやすい子には注意が必要です。また、寒い季節の使用も慎重に検討しましょう
微寒、微温が入ると、こんな感じになります。
